転職エージェントって複数登録してもいいの?
めんどくさいことになったりする?
転職活動を進める際に「複数の転職エージェントを利用するのはマナー的にどうなのか?」と悩んでいませんか?
転職は人生の大きな転機となる重要なステップ。そのため、最大限の転職サポートを受けたいと考えるのは当然のことです。
この記事では「転職エージェントの複数併用のメリット・デメリット」についてお話ししていきます。
結論から言うと「転職エージェントの掛け持ち」は全然OK!
結論から言うと全然OKです。
というのも転職にもセカンドオピニオンが必要だからです。
病院やクリニックで診断や治療選択において、現在診療受けている担当医とは別に違う医療機関の医師に求める「第二の意見」をセカンドオピニオンといいます。
これは1つの意見だけでは見落としてしまうことがあったり、医師によっても治療方針が異なることがあるので、いろんな専門家に意見を聞くことが大切ということで始まった考え方です。
これは転職活動にも言えることです。
1つのエージェントサービスに任せっきりにしてしまうと見落としてしまう求人や知らなかった情報などがどうしても生まれます。
それを防ぐためにも転職活動にもセカンドオピニオンという考え方が必要です。
何社ぐらい掛け持ちするべき?
そして気になることとして「何社ぐらいエージェントを掛け持ちするべきなのか」という点です。
もちろん好きなだけたくさん登録するのはOKですが、リクナビが調べたアンケートでは
転職決定者は平均4.2社に登録していることがわかっています。(引用元:リクナビNEXT|転職エージェント(人材紹介会社)を使った転職活動ガイド)
併用していることをエージェントに言ったほうがいいのか?
転職サービスを掛け持ちする上で気になる点として「併用していることをそれぞれのエージェントに言ったほうがいいのか?」という疑問です。
「言っといたほうが楽」です。
併用していると同じ求人を紹介されたり、採用試験の日程の調整をしなければならないことがあります。
そのたびに作り話をして断るよりも事前に併用していることを伝えておいた方が断りやすいという利点があります。
また、併用していることをエージェントに言っておくことでエージェント側も「質の良い求人を紹介しないと他社にとられてしまう」という気持ちにもなるため、一生懸命になってくることも多いです。
このことから結果的に事前に言っておいた方が円滑に転職活動することができるのでお勧めです。
もちろんそれでも言いたくない!って言う方は言わなくても罰則があるわけではないので大丈夫です。
転職エージェントを併用することのメリットとデメリット
エージェントサービスを複数掛け持つことにはメリットとデメリットが存在します。
メリット①:質の良い非公開求人に出会える確率が高まる
転職サービスの最大の売りでもある非公開求人。
これは登録している人にしか見ることができない求人のことで転職サービスごとに持っている非公開求人は異なります。
複数併用することにより多くの求人に出会える確率は高まります。
エージェントで取り扱っている求人が違うというのはざらにあります。
メリット②:転職のノウハウをいいとこ取りできる
転職エージェントのサービスは求人を紹介してくれるだけではありません。
就職活動の悩みの相談や履歴書の添削、今後の人生相談など転職のプロとして意見を聞くことができます。
しかしながら考え方は偏るのが人間です。
セカンドオピニオンとして違う専門家に相談してみることによって新しい扉が開くこともあります。
メリット③:エージェントの言いなりになるの防ぐ
エージェントの中にはどうしても「新人の担当者」に当たったり、「自分の考えを押し付けてくる担当者」「性格が合わない担当者」に出会うことがあります。
もちろん担当者の変更を申し出る事は可能ですが、それもなかなかいいづらいのが現状です。
そのためにも複数の会社のエージェントに登録して自分に合った転職エージェントを探すことができるのは複数併用することの大きなメリットです。
デメリット①:メール電話の返信が大変
転職エージェントの大変なところとして紹介してくれた求人に対してしっかりと反応しなければならないことだと思います。これが意外と面倒
担当者によっては今後の参考のためにも「選考受けたくない理由」返信を求められることも。
当たり前ですが登録したその分、連絡や返信が増えると言うことを理解しておきましょう。
デメリット②:選択肢が多くなることにより迷う時間が増える
メリットでもありデメリットでもありますが、複数の担当のエージェントから情報収集することで自分自身が判断に迷う時間が多くなると言う点です。
対策としては情報の取捨選択は自分で行うこと。
全てを鵜呑みにするのではなく自分が良いと思ったことだけは取り入れると言うこと。
それでも迷う時間はどうしても出てきますが
迷う時間=人生に向き合う時間
なので悪いことでは決してありません。
考え抜いた分だけ自分自身の成長にもつながるということを覚えておきましょう。
参考にしてほしい!転職エージェントの賢い組み合わせ方
転職エージェントを賢く利用してスムーズに、転職活動を進めるには
大手総合型2つを併用+特化型エージェントを1つ
がお勧めです。
総合型を2つ登録
まずは大手総合型の転職エージェントを2つ登録しましょう。
個人的にオススメなのが求人数ナンバーワンのリクルートエージェントと実績数ナンバーワンのDODAです。
特化型転職エージェントを1つ登録
特化型の転職エージェントとは性別や年代、職種別に特化したエージェントいます。
こちらはそれぞれ人によって異なるので以下の記事を参考にしてみてください。
複数併用するときの注意点
エージェントサービスを複数掛け持つことには注意点が存在します。
注意点①:同じ求人に複数のエージェントから応募しないこと
同じ求人を紹介された場合は後から紹介されたエージェントに「他社のエージェントで選考中です」と正直に断りましょう。
複数のエージェントを通して同じ求人に応募するのはNGです。
企業側にもエージェント側にも迷惑がかかるので絶対にやめましょう。
注意点②:スケジュールが被らないように管理すること
採用試験や説明会は被らないように注意しましょう。
エージェント側は、あなたの他の転職活動知りえませんので管理できるのは自分だけです。
後々に「被ってしまったので時間を変更したい」となることがないようにスケジュール帳をつけるなどしてしっかりと管理しましょう。
まとめ:自分に合ったエージェント担当を見つけるためにも「複数のエージェント」には登録しておくべき
転職エージェントは記事中にも説明した通り
会社・担当者によって転職活動の進め方は全く違います。
自分に合ったエージェント担当を見つけるためにも複数のエージェントには登録しておくべきです。
気に入らなければ解除も簡単に行えるのでまずは気軽に登録しておきましょう。
参考:複数併せて利用したい転職サービス
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