

履歴書たエントリーシートの「趣味・特技の欄」は箇条書きで書いても大丈夫?
なにか良いアピール方法はある?
履歴書やエントリーシートにおける「趣味・特技」の欄は、あなたの人となりやキャラクターを伝える絶好のチャンスです。
しかし、どのように記載すれば良いのか、何を書けば印象に残るのかについて知っている就活生は多くはありません。
そこで、この記事では、履歴書やエントリーシートにおける趣味・特技の最適な記載方法から、避けるべき内容、そして実際の書き方例まで、元採用担当者の視点から具体的なアドバイスをご紹介します。
趣味・特技の欄は「箇条書き+(詳細)」で書くべし

履歴書、エントリーシートの趣味・特技の欄では「箇条書き+(詳細)」で書くことをお勧めします。
もちろんスペースの関係で記載できない場合は箇条書きだけでも問題ありません。
しかし、用紙に書くスペースがある場合は趣味の詳細を書いた方が印象が良いです。
例を上げると次の通りです。
趣味:料理(1人暮らしを始めてから栄養面と節約を兼ねていろんな料理に挑戦中です)
特技:野球(小学生から高校まで去年から続けて参りました。今現在でも草野球チームに所属しております)
いかがでしょうか
ただ単に
趣味:料理
特技:野球
と書くよりも読み手側にとっては多くの情報が得られることができ人となりを感じることができます。
趣味・特技の履歴書、ES欄は100文字、面接応答は250文字が理想

趣味・特技の質問に対して
履歴書、ESでは100文字、面接の応答では250文字前後が理想だと考えています。
ちなみに100文字・250文字はどれぐらいかと言うと例文が以下の通りです
履歴書・ES(91文字)
趣味:旅行(ひとり旅をするのが好きで限られた時間と予算で満喫することが何より楽しいです)
特技:ピアノ(幼少期から15年間習っていて、出来ないことはとことん練習する癖がつきました)
面接(250文字)
趣味は旅行です。行きたい所、観たいもの、したいこと、限られた時間と予算でどう実現するか考えることも含めて楽しいです。ひとり旅ですので安全に気を配りながら、自分を頼りに歩きまわる。その経験が計画性、管理力、主体性となって仕事で応用できる場面があれば嬉しく思います。
特技は幼少期のころから15年間程ピアノを習っていたピアノです。毎日の練習を通して何事にも自分が出来ない事が出来るようになるには、どの様に練習したらいいのか考えていたことによって、何事にもどのような工夫が必要なのかを考えて行動する習慣が身に付きました。
文字として書く際は重要なポイントを記入して、言葉で説明するときには詳細も話すイメージで文章を変えましょう。
趣味・特技は何を書いても良いわけではない?NG・注意点

「趣味・特技」は基本的に何を書いても問題はないですが、業界や業種によっては避けなければいけないものもあります。
NG・注意点をいくつかあげていきます。
就職活動にふさわしくない趣味・特技

・ギャンブル系の趣味(パチンコ、スロット、競馬、競艇など)…その業種にかかわる仕事であれば良いですが、ギャンブルは人によって好き嫌いが分かれます。
・タバコ、飲酒…「利き酒」や「ワインエキスパート」のような資格的要素がある趣味は良いが、単なる好きというのは避ける方が無難です。
・宗教や政治にかかわるもの…宗教や政治は意見の対立が生まれるため基本的にはNGです。しかし、政治を勉強しているなどの趣味はOKです。
特にありません、空欄はNG

「特にありません」や「空欄のまま」は絶対ダメです。
「趣味・特技」は自分の個性を表現する唯一の質問です。
「特にありません」や「空欄のまま」で履歴書を送ってしまうなどは、せっかくのアピール場を放棄してしまうことになります。
何か特別な結果を残した趣味・特技じゃなくてもいいんです。
自分の好きなもの、好きなこと、得意なことを書いてください。
参考記事趣味・特技のNG!これだけはダメ!趣味・特技欄で絶対に書いてはいけない5つのこと
趣味・特技が見つからない場合はどうすれば?

趣味・特技が思いつかない!見つからない!という方は
例文300以上掲載「趣味・特技」の一覧まとめ|履歴書・面接対策にの例文を参考にしてみてください。
また、無料でプロの転職エージェントのアドバイスを聞けるので、活動する際は2,3個登録して相談してみましょう。
今お勧めできる転職エージェントは次の2つです。
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まとめ

「趣味・特技」の記載は、履歴書やエントリーシート、面接での応答において、あなた自身を表現する貴重な機会です。箇条書きに加え、詳細情報を添えることで、あなたの人柄や情熱、そして能力をより具体的にアピールすることができます。100文字程度でコンパクトにまとめた履歴書やESでの記述と、面接時には250文字前後でより詳細に語ることが理想的です。
ただし、趣味・特技を記載する際は、業界や職種にふさわしくない内容は避け、空欄を残さないようにしましょう。趣味・特技が思い浮かばない場合には、一般的な例文を参考にするか、転職エージェントのアドバイスを活用してみると良いでしょう。
執筆者・監修者の大谷について
この記事を書いた人

志望動機.comの編集長
経歴:大学卒業→リクルートなど4社へ転職し、その中で人事部長、事務所責任者を経験→2021年4月に独立→スピーチライター、就職アドバイザーが専門●北海道出身の32歳
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