

自分の長所・短所ってなんだろう?
そもそも自分の性格について考えたこともない
自己PRできるような部分がない・・・
就職活動をしていると嫌でも自分の性格と向き合わなければなりません。
自分の良い所や悪い所、人より優れている所などを言葉にして面接官に伝えなければいけないからです。
「私はこういう性格だ!」「俺はこういう人間だ!」と常日頃からわかっている人はいいでしょう。
しかし、自分のことがわからない。という人のほうが圧倒的に多いと思います。
それはそのはずです。自分という人間は一言で表すことが出来ないくらい様々な一面や感情を持っているからです。
そこで、この記事では、自分自身の性格、長所、短所を言葉で語れるようになるために「必要な自己分析方法」と「便利な診断ツール」を紹介していきます。
自分自身を言葉で表現することが苦手な方は必ず見てください。
この記事を読めば自分の性格を言葉で語れるようになることができます。

自己分析ってなに?

そもそも自己分析ってなに?という所からお話します。
自己分析とは、自分という人間を深く知ることで性格や強み、弱みを客観的に分析することです。
自己分析をきちんとしておかないと、就職活動では軸がぶれてしまい、特に面接は失敗に終わります。
では、就職活動をするための自己分析の具体的の内容とは、どのようなものなのでしょうか。
様々な方法がありますが、一番効率的で簡単な方法を順を追って説明していきます。
面接に強くなる自己分析の流れ
それでは早速、面接に強くなる自己分析の流れを紹介します。
- 診断ツールで自分を知る
- 強みは2個、弱みは1個に絞る
- 裏付けるエピソードを考える
- 面接の応答では一貫性を持つことを意識
① 診断ツールで自分を知る
一番手っ取り早く自分を知る方法として、診断ツールを使うことが効果的です。
これまで受験した先輩方の様々なデータから、自分自身の強みや弱みをたった数分でわかることができるからです。
特におすすめなのがリクナビネクストのグッドポイント診断です。

この結果を用いて自己分析と面接対策を行っていきます。
② 強みは2個、弱みは1個に絞る
診断結果を見て「自分でもそういうところがある!」という文言を抜き出します。
このとき、強みは最大2個、弱みは1個に絞るようにしましょう。(理由はこのあと④でお話しします)


例
長所=常に謙虚な所、注意深く作業が出来る
短所=慎重すぎる
③ 裏付けるエピソードを考える
強みを2個、弱みを1個絞ることが出来たら、それぞれを裏付けるエピソードを考えます。
いわゆる人生の棚卸しです。
これまでの人生を振り返ってみて、その強み、弱みを裏付けるエピソードを用意しましょう。
出来るだけ具体的にノートに書き出すことがいいでしょう。

④ 面接の応答では一貫性を持つことを意識
就職活動の面接は、料理と同じです。
どんなに美味しい調味料を沢山ふっても、味がボヤけてしまい、素材の良さを引き出すことは出来ません。
失敗する人の多くは、沢山の味付けをしなければいけないと思い込み、砂糖に、ソースに、味噌に、柚子こしょうを入れて、最後に塩をまぶしてしまいます。
アピールしなきゃいけない!!という強い思いがありすぎてしまい、あれもこれもと手を出してしまって最後にはぐちゃぐちゃな料理が出来上がってしまうのです。
②で強みを最大2つ、弱みを1つに絞ることと言った理由はここにあります。
自分という素材の良さを最大限に引き出すには、少しの調味料とスパイスで十分なのです。
自己分析をするために便利な診断ツール
グッドポイント診断|リクナビネクスト

所要時間 | 約30分 |
回答方式 | 選択方式(4択) |
会員登録 | 必要(無料) |
グッドポイント診断は、転職に役立つ「あなたの強み」が5つわかるのが特徴です。
「親密性」「決断力」「社交性」など18種類の特徴から、あなたの性格・長所となる部分を5つ文章で示してくれます。
市場価値の年収診断|ミイダス

所要時間 | 約3分 |
回答方式 | 選択、入力式 |
会員登録 | 必要(無料) |
用意された質問に答えていくだけで自分の市場価値(想定年収)が分かります。
転職活動を始める前に「基準」を決める上で大変有効な情報になります。
最後に
自己分析というと、ものすごく大きなことをしなければいけない!と思ってしまいがちですが、そうではありません。
昔の就活では、ノートと鉛筆を持って、生い立ちから今までの全てを振り返るといった自己分析の方法が主流でしたが、今はその逆です。
最新の診断ツールを使って、今の自分を形成しているものは何かを調べ、そしてそこからエピソードを見出していきます。
そうすることで、自分の強み、弱みというものが表面化して軸として完成するのです。
ポイントは記事中にも説明した通り、あれもこれも詰め込みすぎないこと!
あなたはそのままでも立派な素材です。ちょっとした味付けとスパイスを振るぐらいの気持ちで面接に挑んでみてください。採用担当者からすると魅力的に映ります。
長所・短所に迷ったときは「転職エージェント」に相談するのが内定への近道
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