
就職活動、転職活動で必ず通らなければいけないのが面接ですね。
いくら勉強が出来ても、高学歴でも、面接で「一緒に働きたい」という良い印象をもたれなければ、内定通知をもらうことはできません。
では、面接で勝つためにはどうすればいいのか?
その一番大事なこととして「印象を残すこと」だと考えています。
そして印象を残すのに大切なことは「想像させる力」です。
面接は印象に残るのが大事

面接で大切なことはなにか?
それは採用担当の印象に残るかどうかです。
私自身、面接官を務めていたときには最高で1日30人ほどと面接したことがあります。
一日中、面接をしているとどの人も似たり寄ったりに見える「面接麻痺」という感覚に陥ります。
同じような志望動機、同じような自己PR、同じような逆質問。
正直、退屈な話ばかりで、聞いているようで流していることもありました。
そんな中、一日終わって振り返ったときに必ず印象に残る受け答えがありました。
それは、話の中で想像をさせられた受け答えです。
こちらが聞いていて「勝手に想像してしまう」受け答えです。
ではどのような話が「想像させる力」があるのか具体例をあげていきます。
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印象に残る!想像させるための3つのテクニック

それでは早速、面接官に想像させるためのテクニックを3つ紹介していきます。
どれも難しいことではないので、一つずつ試してみてください。
具体的なエピソードが入っている
まず聞いていて一番想像させられるのが、エピソード話です。
今までのことをただ話すのではなくて、その際のエピソードを少し入れることで、聞き手側はものすごく想像させられます。
1つ良くある長所を見てみましょう。
「私の長所は真面目で努力家なところです。在職中の間に時間が取れない中でも必死に勉強して〇〇という資格の取得をしました・・・」
一部を抜粋した文章ですが、まあ良く聞く話ですね。
印象に残る受け答えには必ずエピソードが入っています。
例えばこれはどうでしょう?
「私の長所は真面目で努力家なところです。在職中の間に〇〇という資格をとるために、毎朝4時に起きてコツコツと2時間勉強を続けてきました・・・」
こちらも一部を抜粋した文章です。
具体的なエピソードを入れることで、文章に説得力が増しますし、あなただけにしかない体験は印象に残りますね。
他人(ひと)に言われた言葉は印象に残る
続いて、周りの他人(ひと)に言われた言葉です。
エピソードと少し似ていますが、良いエピソードがなくても言われた言葉を入れることで、グッと聞いている人の想像力が働かされます。
例えばこのような受け答えです。
長所は、人の気持ちを察し、和ませることが出来る所です。実際に同じ職場で働いているスタッフにも「一緒に働いていると気持ちが和む」と言われたことがあります。質の良い仕事をするには、協調性を持ち、より良いチームワークを築くことが大切だと感じています。ストレスを抱えやすい現代社会だからこそ、これからも人を癒すことの出来る存在でありたいと思います。
長すぎてはダメ!簡潔に話すことが大事
エピソードを入れて、他人から言われた言葉をいれればいいんでしょ?と思ってしまった方に少し注意点。
長すぎてもダメです。簡潔にわかりやすく話す必要があります。
そこで大事な話法が「PREP法」です。

PREP法とは、結論(尊敬する人)→理由→例(エピソード) →結論(今後の自分に何が必要か)というフレームワークに沿って答える話法です。
一つダメな例を見てみましょう。
いつも周りのことを考え視野が広く、目先のことだけでなくもっと先のことを考えて行動している所から私自身も母のように先を見据えた決断や行いが出来る人間になりたいです。そんな母を私は尊敬しています。
これでは最後の最後まで誰のことを話しているのかもわかりません。
それでは次にPREP法を用いた結論から伝える良い例を見ていきましょう。
尊敬する人は母です。母はとても我慢強く弱音を聞いたことがありません。いつも周りのことを考え視野が広いです。目先のことだけでなくもっと先のことを考えて行動をしています。私自身も母のように先を見据えた決断や行いが出来る人間になりたいです。
結論から入ることで、その後に続く文章をより具体的にイメージを描くことができます。
これはビジネスの現場でも使える話法なので覚えておきましょう。
ちなみにキャリアチケットスカウトというアプリでは、フレームワークがテンプレとしてあるので、文章が苦手な方は利用してみるのがいいでしょう。
参考記事面接官に響く「ガクチカ・自己PR」が誰でも簡単に作れる!最強のツールを解説
最後に

面接で印象に残るための1つの方法として「想像させる力」をテーマに3つの方法を解説しました。
- 具体的なエピソードを入れる
- 他人に言われた言葉を盛り込む
- 簡潔に話すためにPREP法を用いる
どれも簡単に今すぐできるテクニックです。面接官に自分をアピールするために「想像させる力」を意識して就活を行っていきましょう。
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