趣味・特技の欄が思いつかない・・・
これは書いちゃダメっていう趣味・特技ってあるの?
趣味・特技は、就職活動・転職活動で必ず聞かれる項目の一つですね。
基本的には自由なので何を書いてもいいのですが、気を付けなければいけないことがあります。
この記事では、趣味・特技で絶対に書いてはいけない・言ってはいけない5つのことを紹介していきます。
趣味・特技は履歴書もそうですが、面接でも聞かれる質問です。
具体的に話せるように次の5つのことを注意して作っておきましょう。
NG①:空欄、特にありませんが一番ダメ
趣味・特技は、面接の質問の中で自分の個性を表現する唯一の質問です。
空欄のままで履歴書を送ってしまったり、面接では「特にありません」などと言ってしまっては、せっかくのアピール場を放棄してしまうことになります。
何か特別な結果を残した趣味・特技じゃなくてもいいので、自分の好きなもの、好きなこと、得意なことを見つけて書き出してみましょう。
参考記事 趣味と特技の違いとは?思いつかない時の対処法と裏技
NG②:政教の皿に関すること
昔からいわれることですが、「政教の皿」に関する話題はビジネスの場では相応しくありません。
政教の皿とは、政治、宗教、野球、給与(サラリー)の4つの言葉の頭文字をとった造語です。
例としてあげると
- 〇〇党の広報活動を頑張っている
- 毎週〇〇教の祈りに行っている
- プロ野球の〇〇球団のファン
- 給与やお金の使い方、ギャンブル
などの話題は思いがけない所で良くない印象を与えてしまう可能性があるので避けましょう。
特に宗教や政治は意見の対立が生まれるためビジネスの場では絶対にNGです。
(例外として、応募先がその業界の場合や「政治を勉強している」などの趣味はOKです。)
NG③:タバコ・お酒
説明する必要もないとは思いますが、タバコ・お酒が趣味ということは避けましょう。
「利き酒」や「ワインエキスパート」のような資格的要素がある趣味は良いですが、単なる好きというのは避ける方が無難です。
NG④:ただの説明になっている
就活生に多いのがただの趣味・特技の説明になってしまっているというパターンです。
例をあげるとわかりやすいです。
例えば、野球であれば
私の特技は野球です。野球はチームワークが必要なスポーツで、9回の裏まで何が起こるかわからないので、諦めない心を学べます
一見、いい文章にも思えますが、これはただ野球の説明をしただけで、あなたじゃなくても言えちゃうことです。
趣味・特技を語るのであれば、あなたしか語れないエピソードを盛り込みましょう。
- 9年間やっていてポジションはキャッチャーでした。
- ベンチで試合に出る機会は少なかったが、人一倍声を出すことを心がけていた。
などちょっとした文章でOKです。
採用側は「あなたという人物(過去の経験含め)を知りたい」ということを忘れずに趣味・特技を考えましょう。
NG⑤:アピールしようと何個も書く
私が採用担当をしてたときにあまりよく思わなかったのが「アピールしようと何個も書く」人です。
趣味:料理、温泉巡り、映画鑑賞、読書、プラモデル
特技:バレーボール、ダンス、ボルダリング、ピアノ
たまにいるのですが、複数ありすぎて「世話しない人、飽き性の人、続かない人」という印象を受けました。
多趣味であることはいいですが、1つか2つにとどめておき、その分、その趣味・特技を最大限にアピールすることに努めたほうが印象は遥かにいいです。
まとめ:趣味・特技は自由だが、何を書いてもいいわけではない
「趣味・特技」は基本的に自由ですが、業界や業種によっては避けなければいけないものもあります。
この記事で紹介した”5つ”のことに注意をして、自分の趣味・特技を言葉で語れるようにしておきましょう。
思いつかないという方はこちらの記事も読んでみてください。