【就活】ChatGPTで志望動機は作れるのか?元採用担当者が評価・採点してみた

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ChatGPTとは

ChatGPTとは、人工知能研究所であるOpenAI社が開発した人工知能によるチャットボットです。 

ChatGPTは、機械学習を通じて大量の文章を学び、それをもとに人間が生み出す文章と同様の文章を素早く作成することが可能です。

操作方法としては、知りたいお題をチャットのように入力するだけ。

ほんの数秒で文章が作成され、レスポンスが来る仕組みになっています。

ChatGPTで志望動機を作る方法

今現在無料で試すことが可能なので、ChatGPTを試したい!という方はこちらの記事を参考にしてみてください

【無料】ChatGPTの使い方、ログイン方法を画像付きで解説!

この記事では以下の方法で志望動機を作成してみました。

ChatGPTを試した方法

ChatGPTにログイン→「食品業界の営業職の志望動機を考えて」と入力

実際の画面がこちらです。

これは、すごいですね・・・

元採用担当者がChatGPTで作った5つの志望動機を評価

それでは実際にChatGPTが作成した志望動機を一つずつ見ていきたいと思います。

また、元採用担当者の私がその志望動機を採点・評価をしたいと思います。

今回は以下の5つの志望動機をChatGPTで作成してみました。

1つずつ見ていきましょう。

食品会社の営業の志望動機

ChatGPTにログイン→「食品業界の営業職の志望動機を考えて」と入力

以下の文章が返ってきました。

食品業界の営業職を志望する理由は以下のようなものが考えられます。

  1. 食品に興味がある:食品に興味がある人は、食品業界の営業職に興味を持つことが多いです。食品について深く学び、その知識を生かして商品を提案し、顧客に喜ばれる営業活動ができるという魅力があるためです。
  2. 人と接することが好き:営業職は、顧客とのコミュニケーションが非常に重要な仕事です。人と接することが好きで、コミュニケーションスキルを活かしたいという人は、食品業界の営業職に興味を持つことがあります。
  3. チームでの仕事が好き:食品業界の営業職は、チームで働くことが多いです。チームメンバーと協力して、新しい商品を開発したり、顧客に商品を提案したりすることができるため、チームでの仕事が好きな人には適した職種と言えます。
  4. 自分自身の成長に繋がる仕事がしたい:食品業界の営業職は、顧客ニーズの変化に合わせて商品やサービスを改善する必要があります。そのため、自分自身の成長に繋がる仕事と言えます。自分自身が成長し、商品やサービスの改善に貢献できる営業職に興味がある人には、食品業界の営業職は適していると言えます。

4つの提案がありました。文章的には悪くないように思います。

建設会社の事務職の志望動機

ChatGPTにログイン→「建設会社の事務職の志望動機を考えて」と入力

以下の文章が返ってきました。

建設会社の事務職に応募する 理由は、建設業界に興味があり、その業界でのキャリアを築きたいということです。 具体的には、建設現場で働く人たちの労力を支援し、スムーズな業務遂行を可能にすることで、建設プロジェクトが成功へと向かう手助けをすることにやりがいを感じます。

また、建設現場での安全管理やスケジュール管理、資料整理・管理など、重要な役割を担う事務職は、経験やスキルを積み重ねることで、建設プロジェクトの成功に向けた重要な立場として、やりがいを感じます。

さらに、建設業界は常に変化し、進化しているために、自分自身も成長し続けられると考えています。 新しい技術や手法、法律・規制の変化に対応しながら、常に最適なソリューションを提供しますすることが求められるため、挑戦的な環境に身を置くことができると思います。

以上のような理由から、建設会社の事務職に興味を持ち、応募しようと思っています。

日本語が少しおかしい部分がありますが、使えそうな言葉が多くありますね。

家具販売店の販売職の志望動機

ChatGPTにログイン→「家具販売店の販売職の志望動機を考えて」と入力

以下の文章が返ってきました。

家具販売店の販売職に応募する理由は、顧客に対して家具の魅力を伝え、彼らがより良い生活を実現するお手伝いをすることにやりがいを感じるからです。ニーズを理解し、その方が合った最適な家具を提案することで、彼らが納得し、満足して購入できるようにすることが大切だと考えます。

また、家具販売店の販売職は、と接することが多いため、コミュニケーション能力やカスタマーサービスお客様のスキルを磨くことができると思います。を提供することで、信頼を実感できることができます。

さらに、家具販売店の販売職は、自分自身のセールススキルを向上させることができるため、自己成長につながる仕事だと感じます。お客様からの評価やフィードバックを受け取り、自分自身の改善点を把握することで、より良い販売スキルを身につけることができます。

以上のような理由から、家具販売店の販売職に興味を持ち、応募しようと思っています。

こちらも日本語が少しおかしい部分がありますが、使えそうな言葉が多くあります。

介護施設で働く介護職の志望動機

ChatGPTにログイン→「介護施設で働く介護職の志望動機を考えて」と入力

以下の文章が返ってきました。

介護施設で働く介護職に応募する理由は、高齢化社会において、人々が健やかに暮らすためのお手伝いをしたいと考えているからです。具体的には、誰もが安心して暮らせる環境を提供し、利用者様が自分らしい生活を送れるよう、サポートすることが重要だと考えます。

また、介護施設での介護職は、利用者様やその家族と密にコミュニケーションを取りながら、個別のニーズに合わせた介護を提供することが求められます。そのため、個人の尊厳を尊重し、人としての尊厳を回復するための支援を行うことが重要だと思います。

さらに、介護職は、利用者様との時間を共有しながら、彼らの生活に貢献できることがやりがいになります。利用者様の笑顔や感謝の言葉をいただくことができると、自分自身もやりがいを感じることができます。

また、介護施設での介護職は、自分自身も成長し続けることができると思います。介護技術や法律・規制の変化に対応しながら、より高度な介護サービスを提供することが求められるため、挑戦的な環境に身を置くことができます。

以上のような理由から、介護施設で働く介護職に興味を持ち、応募しようと思っています。利用者様が安心して暮らせるよう、最善の介護を提供し、彼らの生活に貢献することができると考えています。

少し堅苦しい文章です。

居酒屋で働く飲食業店員の志望動機

ChatGPTにログイン→「居酒屋で働く飲食業店員の志望動機を考えて」と入力

以下の文章が返ってきました。

居酒屋で働く飲食店店員に応募する 理由は、飲食業界が自分に合った仕事であると感じ、お客様に対するサービス提供やチームワークの重要性を学びたいと思っているからです。

飲食業界は、お客様が満足するために、おいしい料理や飲み物を提供するだけでなく、接客やサービスの提供が非常に重要な役割を持っています。また、チームワークが重要で、多くの場合、複数スタッフの協力があって、お客様に満足いただけるサービスを提供することが求められます。このような環境で働くことで、自分のスキルアップやコミュニケーション能力の向上を期待することができます。

さらに、居酒屋はお客様がくつろげる場所であり、彼らが楽しい時間を過ごすためにサポートすることができることにやりがいを感じます。それらをできることができると思います。

また、居酒屋は多様なお客様が来店することがあり、そのために異なる文化やあり価値観に触れる機会が多くなります。 その中で、お客様に対して適切なサービスを提供するためには、多様性に対する理解これは、自分自身の成長にもつながります。

以上のような理由から、居酒屋で働く飲食店店員に興味を持ち、応募しようと思っています。考えています。

自分に合った仕事という割には、自分の過去のエピソードなどがないので信憑性にかけます。

総評:ChatGPTをそのまま使うのはダメ!必ず自分のエピソードを入れること

この記事の本題である「ChatGPTに就職活動の受け答えの文章を作成させていいのか?」という答えですが

「そのまま使うのはダメ!」という結論です。

実際にChatGPTの文章を見て頂いた通り、文言や話の流れは伝わりますが具体的なエピソードやその人の人柄の部分が入っていません。

いわば、誰でも使い回しのできる文章であり、面接官としては全く印象に残らない内容ということになります。

就活においては、自分自身の経験や行動について具体的なエピソードを語ることが非常に重要です。

印象に残る!面接で勝つためのたった1つの必勝法は「想像させる力」の記事でも説明している通り、面接官に「いかに想像させるか」が面接を突破する鍵となります。

ちなみにエピソードを考えてと入力すると、以下のように返答がきました。

  1. 申し訳ありませんが、私は人工知能であり、自分自身のエピソードを持っていません。 私は、人々が私に質問し、私ができる限り最良の回答を提供することができます。 、知識や情報を共有し、人がより良い意思決定をするのを手助けすることです。

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