転職活動の面接で一番聞かれたら嫌な質問の一つが「前職の退職理由は?」という質問ですね。
本音で話すべきか・・・それとも建前で話すべきか・・・
この記事では、退職理由を本音で話すべきか・・・それとも建前で話すべきか・・・悩んでいる方に向けてデータを取り入れながら解説していきます。
本当の退職理由1位は「精神的に辛い」
まずはじめに、退職した人たちは何を理由に会社を辞めているのか「本音」の部分を探っていきたいと思います。
退職代行オイトマ( https://o-itoma.jp/ )が利用者100名に対して「会社を退職しようと思った理由」をアンケートしました。
精神的に辛い:29%
人間関係の問題:12%
給与面の問題:12%
パワハラ:8%
転職の成功:6%
その他:33%
という結果になりました。
「人間関係の問題」も「精神的に辛い」部分に含めると、およそ4割の方が「なんらかの精神的に辛い思いを理由」にして退職していることがわかります。
この記事を読んでいるあなたも、何かしら辛い思いをされていて、転職を考えている。もしくは仕事を辞めたという方もいるかと思います。
しかし、それは特別なことではありません。職場を辞めるほとんどの理由が精神的な辛さや人間関係などのマイナスな部分で辞めている人が多いのです。
2人に1人は本当の理由を企業に伝えていない?転職コンサルタントのアンケート
ここでもう1つ気になったアンケート結果を紹介します。
エン・ジャパン株式会社が運営するミドルの転職( https://mid-tenshoku.com/ )が利用している転職コンサルタント118名を対象に「転職者が企業に伝える転職理由と本当の転職理由が異なるケースはありますか?」というアンケートしました。
転職のプロである転職コンサルタントでさえも「2人に1人の転職者は、本当の理由を企業に伝えていない」との回答をしています。
この調査から「本音と建前」を上手く利用して転職活動を行うことも必要ということがわかります。
辞める会社には本音を言ったほうがいいのか?
辞める会社には本音を言ったほうがいいのか?という疑問も生まれるかと思います。
ここでも本音と建前を上手く使うことをお勧めします。波風が立たないように
「一身上の都合により」
「やりたい仕事が見つかった」
などに留めておきましょう。辞める会社と険悪のままやめてしまうと、その後の”退職手続き”や”退職書類等のスピード”にも影響することが経験上多いです。
「やめた会社に連絡を取りづらくなった」と言うことがないようにできるだけ穏便なまま退職することをお勧めします。
【まとめ】ある程度作ってもいい、本音では言ってはいけないこともある
日本の採用活動は特殊です。
面接は何を聞かれるか大体予想がつき、その質問を事前に考えてくる方がほとんどです。
中にはドラマのセリフのように台本をきっちり作るような人もいます。
この面接形式に何の意味があるのだろうか。筆者も思いますがこれはある意味「事前に準備したもの勝ち」です。
大きな声では言えませんが本音と建前を上手に使い分けて転職活動乗り越えていきましょう。
退職理由の1話「将来的に辛い」と言うものです。
しかし、このこともそのまま話してしまうと採用面接ではマイナスの印象に移ってしまいます。
あんまり大それた嘘はいけませんが本音と建前を上手に使い退職理由を考えてみましょう。
みんなの退職理由の例文はこちらの記事でまとめています。
アレンジして活用してみてください